人気動画は台本が鍵!成功するYouTube台本の作成手順
こんにちは、まりこです!
YouTubeの動画台本(シナリオライター)なんて、才能がないと無理そう…。
もちろん台本の質は大事ですが、イチから全部考えなくても大丈夫ですよ!
YouTubeで成功するためには、視聴者を引き込む台本が不可欠です。
つまり、視聴者が最初から最後まで動画を見続けてくれるかどうかは、台本の質にかかっているのです!
だからといって台本構成をイチからオリジナルで作る必要はありません。
じゃあ、動画台本の作成手順はどうするの?
この記事では、効果的な動画台本の作成方法をステップごとに解説します。
実際に人気のある動画を参考にしながら、具体的な手順を見ていきましょう。
なぜ台本をしっかりと作り込むことが大事なのか?
動画の台本をしっかりと作り込むことが重要な理由は、視聴維持率を上げるためです。
視聴維持率が高い動画は、YouTubeのアルゴリズムに好まれ、検索結果やおすすめ動画に表示されやすくなります。
これによって、より多くの視聴者に見てもらえる機会が増えますよ!
また、視聴者が動画を最後まで見てくれると、メッセージや情報を効果的に伝えることができ、チャンネル登録や再生回数の増加につながります。
しっかりとした台本は、動画の流れをスムーズにし、視聴者の関心を引き続けることができます。
イントロで視聴者の興味を引き、本題で深い情報を提供し、まとめで強い印象を残すことで、視聴者に価値を感じてもらうことができます。
動画台本作成の4ステップ
動画台本の作成手順としては、以下の4ステップに分けられます。
- 参考動画を選ぶ
- 動画の視聴とメモ
- 構成要素の分解と分析
- 自分の台本に応用
①参考動画を選ぶ
まず、参考になる動画を選ぶことが重要です。
参考になる動画をリサーチする際は、以下の2つの観点から選ぶと良いでしょう。
- 自分のターゲットが観ていそうで視聴回数が多く、高評価を得ている動画
- 自分のテーマに近い動画
視聴回数が多く、高評価を得ている動画を選ぶ理由は、視聴者の関心を引きつける要素を学ぶためです。
特に、自分のターゲット視聴者層に人気の動画を選ぶことがポイントです。
また自分のテーマに近い動画を選んでみることも大切になります。
同じジャンルの動画を分析することで、効果的な構成や内容を具体的に学ぶことができます。競合の動画も参考にすることで、どのように差別化を図るかのヒントが得られるので、積極的にリサーチしていきましょう!
②動画の視聴とメモ
参考動画を選んだら、次はその動画を通して視聴します。
全体の流れを把握するために、一度最初から最後まで視聴しましょう。この過程で、動画の構成やテンポを理解することができます。
続いて、動画の各パートを細かく視聴します。
私は動画を一度書き出して、細かく気づいたことをメモしています。
イントロ、本題、まとめなど、各部分に注目しながら視聴し、視聴維持率が高そうなポイントを特定します。
これにより、視聴者の関心を引く要素を見つけることができます。
③構成要素の分解と分析
動画を視聴しながら、各部分の構成要素を分解して分析します。
大きく4つのパートに分けられるので、以下ご紹介します。
イントロダクション
まず、イントロダクションでは、視聴者の関心を引く方法や自己紹介、テーマ紹介の方法を確認しましょう。
自己紹介は短かったり、テーマ紹介の仕方を工夫していたりとアカウントによって全然違いますよ!
これは、視聴者を動画に引き込むために重要な部分ですが「短時間だけど印象に残る自己紹介」や「気になるワードを使ったテーマ紹介のしかた」など学ぶべきことはたくさんありますね!
メインコンテンツ
メインコンテンツでは、メインメッセージの伝え方を分析します。
具体例やエピソードの使い方、情報の順序や展開方法もメモをしていきましょう。
視聴者が分かりやすいように、どのような伝え方をしているか?に着目すると学びがありますよ。
インタラクション
動画は一方的に話すのではなく、視聴者との交流によって成り立っているため、インタラクションも大切だと言われています。
また、視聴者への問いかけや呼びかけなど参加型の動画は、ついつい見続けてしまいませんか?
視聴者との関係を築くための工夫や気づきをメモしておくと、動画台本を作成するときに役立ちますよ!
まとめ
まとめとアクションの部分では、動画の内容を効果的に総括する方法を分析します。
視聴者に対する行動呼びかけ(CTA)の方法もメモをしておいて、動画台本に取り入れていきましょう。
④自分の台本に応用
参考動画から得た良い点を自分の台本に取り入れていきましょう!
視聴者の関心を引く方法やメッセージの伝え方を応用し、効果的な台本を作成します。
このとき大切なのは、構成部分は参考にしても良いですが、一字一句マネしてはいけません!
また、参考にしたい部分を自分(もしくはクライアント)に合わせて調整していきます。
独自性を出しながら、一貫性を保つことが大切です!
自分らしい表現や経験、出来事などを加えることで、オリジナリティを持った動画が作れます。
最後に、台本の文章や内容をしっかりと作成していきます。
これで、視聴者を引き込む動画台本の完成です!
具体例:てぃ先生の動画台本の分析
引用:https://www.youtube.com/watch?v=ywJg9s5_k_w
具体例として、てぃ先生の動画台本を分析してみましょう。
イントロダクション
てぃ先生の動画は、明るい挨拶と自己紹介から始まります。
「はい、どうも!てぃ先生です!」という親しみやすいフレーズで、いかにも「保育園の先生にいそうな雰囲気」を出していますね!
その後、動画のテーマ「自信のある子ども・メンタルが強い子どもの特徴についてお話ししたいと思います。」を簡潔に紹介し、視聴者の関心を高めています。
うちの子、全然自信がないんだけど、どういう風に育てたら自信たっぷりに育つんだろう?
なんて悩んでいる保護者には、興味をそそる内容ですよね。
さらに、チャンネル登録を促す「まだチャンネル登録してないよって方は、ぜひこの機会にポチっとお願いします。」という呼びかけも動画内で何度か登場します。
「内容は気になるけど、今時間がないからあとで見よう」と思った人に対してもここでチャンネル登録を促すと、思わずポチッとしちゃいそうですね。
メインコンテンツ
メインコンテンツでは、てぃ先生が「自信のある子ども」についてのメインメッセージを明確に伝えています。
「結論としては、他人ではなく、自分に勝ったと思えるような体験経験を積んでいるということになります。」という具体的なメッセージを中心に、具体例やエピソードを交えて説明しています。
例えば、「自分の好きなものを見つけて没頭したり、自分が無条件に愛されているという実感があったり、失敗をリカバリーできる方法を知っていたり、本当に様々なんです。」といった例を挙げることで、視聴者は具体的なイメージを持つことができますよね。
また、「自信を持つこと」に対して世間一般で知られている誤解についても触れています。
「勝ち負けに関することです。単純に行くと、誰かに勝つことができれば、それが自信になると考えますよね。しかし、この自信のつけ方はあまりオススメできません。」と指摘し、なぜ人に勝つことで得られる自信が失いやすいかを説明しています。
インタラクション
動画の途中で視聴者への問いかけや、コメントやいいねを促す呼びかけが効果的に挿入されています。
例えば、「じゃあ子どもに対して大人はどうしたらいいのかというと二つあります。」と問いかけ、視聴者に考えさせる場面があると、人は考えようとします。
また「ぜひ大人がサポートしてみてください。」といった呼びかけも「こういう風にサポートすればいいんだ!」というような視聴者の気づきや対話を促す要素となっています。
まとめとアクション
動画の最後に、てぃ先生は動画全体の内容をまとめ、視聴者に対して行動を呼びかけること(CTA)を行います。
「自信のつけ方は、いろんな要素や考え方がありますが、他人ではなく自分に勝つことで得られる自信。これをぜひ大事にしてみてください。」というまとめの後、「それではありがとうございました。てぃ先生でした。さようなら。」と感謝の言葉で締めくくっています。
これにより、視聴者はこの動画で一番大切なことを知ることができ、満足して動画視聴を終えることができます。
動画台本作成はリサーチが命!
効果的なYouTube動画の台本を作成するためには、リサーチ、動画の視聴とメモ、構成要素の分解と分析、自分の台本への応用の4つのステップが重要です。
これらの手順を実践することで、視聴者を引き込み、最後まで見てもらえる動画を作成することができます。
まずはYouTubeをたくさん見て、動画構成を学んでいきましょう!
ぜひ、この記事の手順を参考に、自分の動画台本を作成してみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!