【つわりの基礎知識】妊娠初期のつわりの症状と時期

高齢妊娠2015年6月17日

【つわりの基礎知識】妊娠初期のつわりの症状と時期

妊娠初期に起こるつわりの基礎知識

妊娠初期に起こる「つわり」。

いつからいつまで続くの?どんな症状がつわり?高齢出産だとひどくなるの?等、妊婦の約9割が経験するつわりだからこそ、気になる事がたくさんありますよね。

そこで今回は、つわりの原因や時期、症状や気になる赤ちゃんの栄養について調べてみました。

つわりの症状ってどんなもの?

つわりの症状は吐き気や嘔吐、食欲の低下以外にも様々な症状があります。

特定のニオイを受け付けなくなったり、唾液が増える、頭痛、倦怠感、胸やけ、異常に眠い等もつわりの症状の一種です。

高齢妊娠の場合は、つわりもひどくなるイメージがありますが、つわりと年齢は関係ありません。

★嘔吐、吐き気

妊婦の50~90%の人が、吐き気や嘔吐を経験していると言われています。
嘔吐を繰り返して重症化すると脱水症状を起こし、病院で点滴などの治療が必要になる場合もあります。

・食べづわり
食べづわりとは、何か口に入れていないとムカムカして気分が悪くなる症状。
空腹を感じると吐き気を催します。

・吐きづわり
食べないと気持ちが悪くなるので、食べるけれど吐いてしまうという症状。

★ニオイで気持ち悪くなる

ニオイにも敏感になり、タバコやご飯の炊けるニオイや脂っぽいニオイ等特定のニオイを受け付けなくなります。
悪臭や高温多湿はつわりを悪化させる為、キッチンやお風呂場の湯気にも反応してしまいます。

★唾液過多症

妊娠すると唾液が多くなります。
その量は飴やガムでごまかせる位に少ない人から、口から出さずにはいられない位多い人まで様々です。

唾液の量が多くなると不快で飲み込めなくなる事もあります。

★食べ物への嫌悪感

食べ物を見ただけで気分が悪くなる人もいます。
ひどい場合は、テレビCMを見ただけで反応してしまう人も。

★嗜好の変化

本人も驚く位嗜好が変わることがあります。
今まで好きだったものが食べられなくなったり、ひとつの食べ物に異常に固執したりします。

★頭痛

妊娠中に頭痛を訴える妊婦さんは少なくありません。
1日中続いたり、疲れた時、嘔吐した後など、頭痛が起きる頻度も様々です。

妊娠中は内服薬も注意しなくていけない為、なかなか改善しないという場合もあります

★眠気

眠気の強弱も人によって異なります。
普段より若干眠い位で済む人や、異常に強く仕事や車の運転に支障が出るくらいの人もいます。

★便秘や下痢

ホルモンの関係から、妊娠中は便秘になりがちです。
便秘はつわりを悪化させるとも言われています。
また逆に下痢に近い状態になる人もいます。

★心理的不安

ちょっとした事で憂鬱になったりイライラしたり、精神的に不安定になります。
特に吐き気や体調不良が長く続くと、精神的にもそれだけダメージを受けます。

他にも疲れやすくなったり、首や肩がこったり、下腹部の不調など様々です

妊娠初期につわりになるのはどうして?

つわりの原因には色々な説があり、まだはっきりと分かっていません。

妊娠すると胎盤からhCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)というホルモンが大量に分泌されます。

その期間がつわりの時期と重なるので、このホルモンが急激に増える事で血管が弛緩しやすくなり、その変化に体が対応しきれないからではないか、という説が有力です。

他にも、胎盤が未成熟な為、ママの体が赤ちゃんを異物だと認識してしまい、アレルギー反応が出るから。

急激な身体の変化に自律神経のバランスが乱れ、それが副交感神経緊張状態を招き、一種の自律神経失調症となってしまうからという説もあります。

おなかの赤ちゃんは栄養不足にならないの?

ママが食べたものが赤ちゃんに栄養として供給されるのは、胎盤が完成する15~16週頃からです。

つわり症状が出る妊娠初期の赤ちゃんの大きさはわずか数センチ。
小さいながらも、もともと卵黄嚢という栄養源を持っているので栄養不足になる事はありません。

だからママがつわりがひどくて食べれなくても、赤ちゃんの成長を心配する必要はないのです。

只、あまりに吐く頻度が多い時は、脱水症状にならないように水分補給だけはしっかり摂るようにしましょう。

つわりはいつからいつまで続くの?

つわりは早い人で妊娠4週頃、平均5~6週位から始まります。

つわりを起こしていると考えられているhCGの分泌のピークが妊娠8週~10週頃。
よって妊娠10週頃を境に少しずつ良くなってくると考えて良いでしょう。

そして胎盤が完成する15~16週頃には落ち着いてくると言われています。

只、ごく稀ですが妊娠後期や出産まで続いたりする人もいます。

つわりの症状に個人差があるのはなぜ?

つわりは、ストレスや自律神経の働きに関係するとも考えられています。
生理痛がある人と無い人がいるように、つわりの症状も人それぞれです。

この時期は、お腹の赤ちゃんが元気に育っている証拠でもあり、「無理しないでね」という赤ちゃんからのメッセージとも言えます。

妊娠悪阻って?受診の目安は?

体重が妊娠前よりも5%以上減った時や、下のチェックポイントリストの症状が見られるようになった時は、「妊娠悪阻」という深刻な状態になっている恐れがあります。
我慢せず産院へ行って相談しましょう。

★受診のチェックポイント

□1日に何十回も吐く
□空腹・満腹を問わず吐き気が起こり、水も飲めない
□体重が3~5キロ位減った
□尿の回数が減る
□起きているとフラフラし、めまいや頭痛が起こる
□吐いたものに胆汁や血液が混じる

★産院での治療

産院では、点滴をして水分と栄養を補給します。
つわりにはストレスも影響すると考えられることから、その要因が環境にあると判断される場合は、入院が必要になる場合もあります。

とにかく無理をしないこと

このように、つわりは個人差がとても激しいもの。

気分転換をして気を紛らわせると楽になる軽度のつわりから、仕事や家事が出来なくなってしまう重いつわり、入院が必要な妊娠悪阻など、対処の仕方も全く異なります。

一人一人違うということを理解して、会社や家庭でも決して無理をしないことが大切です。

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