高齢出産でも安心!30代40代の産院選びのポイント

高齢出産2015年4月7日 更新

高齢出産でも安心!30代40代の産院選びのポイント

産院選びのポイント

産院選びのポイントは、大きく次の3つに分けることが出来ます。

「産院の種類」
「出産スタイルと産院の環境・方針」
「施設のサービスと費用」

初めての妊娠で産院を選ぶ際、何を基準にしたら良いのか解らないプレママの為に、この3つのポイントについてシリーズでお伝えしていきたいと思います。

初回は「産院の種類」についてご紹介します。

産院にはハイリスク妊娠・出産に対応できる総合病院から、アットホームな雰囲気で出産できる助産院まで数種類あり、それぞれに長所・短所があります。

大切なのは、いざという時に適切な対応をしてくれる産院を選ぶ事です。

「妊娠リスクスコア」でセルフチェック

30代40代の高齢出産の場合には、自分の健康状態に合わせた選び方が重要になってきます。

何故なら子宮の疾患や糖尿病、高血圧などのリスクが高まる為、これらの症状が出たときは産科以外の科との連携が欠かせないからです。

更に妊婦健診が始まると、胎盤トラブルや胎児側のトラブルなど新たなリスクが発生する場合もあります。

まずはこうしたリスクが自分にあるかどうか、その判断基準の目安として厚生労働科学研究が作成した「妊娠リスクスコア」で、自分の妊娠リスクについて
セルフチェックしてみましょう。

妊娠リスクスコア自己採点表(滋賀医科大学)
→20週未満の方は☑こちら
→20週以上の方は☑こちら

結果は点数によって次のように3段階に分けられます。

1)高リスクグループ

ハイリスク妊娠に対応出来る大きな病院での出産をすすめられます。具体的には「総合周産期母子医療センター」「地域周産期母子医療センター」のセンター指定を受けている病院になります。

2)中リスクグループ

ハイリスク妊娠に対応可能な病院と【密接に連携している施設】をすすめられます。一般的な病院の産科や、常勤の医師が複数いるような大きめの診療所、院内助産院なども含まれます。

3)低リスクグループ

リスクが低いので、序産院なども含め医師1人の診療所でも出産できると判断されます。

いかがでしたか?現在のリスクは何グループだったでしょうか。では次に具体的にどんな産院があるのか見ていきましょう。

1)総合周産期母子医療センター

「周産期」とは出産の前後という意味で、ここでは「ハイリスク、ローリスクに関わり無く、あらゆる妊婦を受け入れる」事が前提になっています。

全ての出産に対応できる高度な医療施設を備えた病院である事から「お産の為の救急病院」とも言われています。ママやベビーの様態が急変しても同じ施設内での対応が可能です。

「総合周産期母子医療センター」を補う病院として「地域周産期母子医療センター」があります。認定されている病院は公立、民間、大学付属など様々ですが厳しい条件をクリアして365日24時間体制で対応しています。

病院選びの際は、周産期センターの指定を受けているかどうかを基準にすると比較しやすいでしょう。利用したい病院が指定を受けているかどうかは、ホームページ等で確認出来ます。

★厚生労働省/総合・地域 周産期母子医療センター
こちら

2)総合病院

産婦人科の他にも様々な科が揃っているので、合併症への対応が可能。

またMFICU(母体・胎児集中治療室)やNICU(新生児集中治療室)が併設されている病院では、万が一のトラブルにも迅速に対応できるので安心です。

医師の数が多いというメリットがありますが、その一方待ち時間が長く、健診の度に医師が代わるというデメリットもあります。

★こんなママにおススメ
高齢出産/子宮筋腫がある又は子宮筋腫の手術をした事がある/肝臓疾患やぜんそくの持病がある/甲状腺に異常がある/血圧が高いetc

※最近では産科を閉鎖したり、分娩数の制限を設けている病院もある為、事前確認が必要です。

3)産婦人科病院

ベッド数20床以上の産婦人科専門の施設。妊娠中のサポート体制、分娩方法など病院毎に特色があります。。

また産科に小児科を併設した母子専門病院もあります。高度な医療を必要とするトラブルが起きた場合の対処方法を確認しておきましょう。

★こんなママにおススメ
アットホームなお産がしたい/出産スタイルにこだわりたい/ハイリスク妊娠・出産では無いetc

4)大学病院

大学に付属する病院で、高度な医療が受けられます。施設によってはMFICUやNICUがあり、いざという時に安心ですが予約が取れない所も多いようです。

また教育機関でもあるので研修医や学生の見学が多い事や、担当医が決まりにくいといったデメリットがあります。

★こんなママにおススメ
高齢出産/持病がある/血圧が高いetc

5)病院内助産院

病院の中に助産院が設けられ、異常の無い分娩には助産師が立会い、医療行為が必要な場合は院内の医師が対応します。

助産院の家庭的なケアと緊急時のスピーディーな対応の両方を実現する施設として期待されていますが、今現在では未だ少数です。

★こんなママにおススメ
アットホームなお産がしたい/高齢出産/持病があるetc

5)分娩施設がある個人産院クリニック

ベッド数が20床以上は病院、以下はクリニックといいます。助産師さん主導で、助産院に近いシステムをとっている施設もあります。妊娠・出産サービスに特徴がある施設が多く、ゆったりとした個室や、豪華な食事などホテルのような入院生活ができるところもあります。

また母親学級やマタニティヨガ教室、出産後のベビーマッサージ教室を開催している所もあり、産前産後のケアが行き届いています。

小規模のところが多い為、同じ担当医に初診から産後まで診てもらえるという安心感があります。顔見知りのスタッフが増える分、アットホームな雰囲気の中で出産に望む事が出来ます。

但し合併症や分娩時の万が一のトラブル等、産科以外の医療処置が必要となった場合は提携先の総合病院へ転院する事になります。

★こんなママにおススメ
出産スタイルにこだわりたい/産前産後のケアは手厚くして欲しいetc

6)分娩施設がない産婦人科クリニック

妊婦健診のみを行い、分娩施設がない小規模のクリニック。医師の数が少ない為、夜間や休日のお産に対応できない場合もあります。

緊急のトラブルがあった際の対応について事前に確認しておく必要があります。

★こんなママにおススメ
里帰り出産をする/妊娠・出産のリスクが無い

7)助産院

助産師さんが開設する施設で、自然分娩のみに対応。妊娠中のトラブルが無い事が前提です。

アットホームな雰囲気の中でのお産が出来ますが、医師が常駐していない為医療行為は出来ません。よって何か異常が起こった際には他病院等へ搬送されます。

★こんなママにおススメ
アットホームな出産がしたい/妊娠・出産のリスクが無い

高齢出産だからこそ気をつけたいポイント

1)リスク対応

健康であればどこの産院を選んでも問題はありません。

しかし持病がある、流産しやすいなどの体質、多胎などリスクを抱えている場合は要注意です。自分が必要とする医療がスムーズにそして適切に受けられる体制が整っているかは、産院選びの上で最も優先すべきポイントです、

2)緊急対応について

妊娠・出産に、また産後のベビーの緊急時に、その施設でどのような対応をしてくれるのか、どこに搬送されるのか提携先の医療機関についても確認しておきましょう。

初診のときに訊ねたり、パンフレットやホームページ等で調べておきましょう。

3)自宅からの所要時間

産院は自宅か職場のどちらに近い方が良いの?と悩む人もいるかもしれません。

確かに妊婦健診を受けるのは職場の近くが楽かもしれませんが、産休に入ってから出産迄に何かトラブルが起きたり、破水や陣痛で病院に駆けつけるといった場合の事を考えると、やはり自宅の近くに選定するのが賢い選択だと言えるでしょう。

自宅から産院までの所要時間は、車で30分程度でつける範囲の方が精神的にも肉体的にも楽だと思います。

只地域によっては分娩施設が少なく、自宅から遠くなってしまう場合もあります。いくつかの交通手段を調べておきましょう。

無事に赤ちゃんを産むことが最優先

いかがでしたか?高齢出産の場合、特に最優先すべきは『無事に赤ちゃんを産むこと』。

まず自分に必要な医療を備えたところを候補にあげてみましょう。

次回は「出産スタイル」についてのチェックポイントについて紹介します。

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