高齢出産後の便失禁は治る!対策と治療法まとめ

産後ケア2015年10月4日

高齢出産後の便失禁は治る!対策と治療法まとめ

出産後ママの深刻な悩み、便もれの対策と治療法

尿もれと同じく、高齢出産のママが人知れず悩んでいるのが便失禁。

出産時に肛門括約筋を損傷し、加齢と共に筋力が衰える事で影響が出ると言われています。

今回は、便失禁の原因と対策、食生活やトイレなど生活習慣の改善、肛門トレーニングに薬や手術による治療法まで。
便失禁専門サイト情報を交えてご紹介します。

出産でママの約3割が肛門括約筋を損傷

便失禁に悩む7~8割は女性と言われています。
これは、もともと女性の方が男性よりも肛門括約筋が薄いという理由が挙げられます。

そして、便失禁の原因で最も多いのは、出産時の肛門括約筋の損傷です。
約3割のママにこの損傷があり、その内約1割に便失禁の症状が認められたというデータもあります。

これは、出産時におきる会陰裂傷が肛門にまで及び、肛門括約筋が切れてしまう事で起こります。

特に吸引分娩の場合は、損傷が激しいとも言われているようです。

多くは産後すぐに症状が出ますが、加齢による筋力の低下に伴い、40代50代位から症状が出るケースもあります。

たくさんのママが便失禁に悩んでいます

たくさんのママが便失禁に悩んでいます

産後、便漏れ、便失禁はおかしいですか?
一人目の時もあったのですが、今2人目産後9日目で、お恥ずかしい話、今回も便が我慢できません。
肛門を締めることができない感じです。
出典:YAHOO知恵袋/stripestripestripestripeさん

39歳子供二人の女性です。28歳で上の子を、31歳で二人目を出産しました。
下の子を出産してから便が漏れるようになってしまいました。排便後の数時間、便がじわじわとにじんできます。
出典:発言小町/双葉さん

私も同じで悩んでいます。
2人目を2年前に出産してから便が我慢できなくなり漏れてしまいます…。
恥ずかしくて誰にも相談できず、病院にも行っていません。
出典:発言小町/ひかるはれるさん

もうすぐ産後1か月が経ちます。
産後より肛門、腟に力が入らず、便意を感じてからトイレに駆け込まないと間に合わない状態が続いてます。
出典:ジネコ/ゆうまいさん

36歳、8月3日に出産しました。促進剤&吸引分娩により、会陰の裂傷がひどかったようで、縫合にも時間がかかりました。
産後まもなくより、尿漏れ、便漏れ(失禁 汚くてすみません。)に悩んでいます。
出典:WOMEN’S PARK

どんな時に便失禁するの?

産後に起きるほとんどが「切迫性便失禁」と呼ばれるタイプです。

★切迫性便失禁
切迫性便失禁とは、急に便意を感じても我慢出来ずに便が漏れてしまう状態です。
肛門括約筋が損傷すると、肛門がうまく締まらない、或は直腸・肛門角が開大し、便が漏れやすくなっています。

早い段階で、肛門や骨盤底筋トレーニング、バイオフィードバック療法を行う事が有効と言われています。

肛門括約筋が弱っているサイン

肛門括約筋が弱っているサイン

1)便が我慢できなし
2)トイレに駆け込む
3)下着が汚れる
4)便とガスの区別がつかない
5)下痢便が漏れる

以上のようなケースが当てはまるようであれば、まず生活習慣の見直しや肛門トレーニングなど、家で出来るケアをやってみましょう。
それでも改善しない場合は、一度受診して肛門内圧検査を受けた方が良いかもしれません。

生活習慣の見直し

まず、現在の食事や生活習慣を見直す事で症状が改善する場合があります。

1)トイレの習慣を改善する

最も重要なのは、きちんと排便する事です。
便意を感じたら我慢せずにトイレに行くようにしましょう。

また、朝食を食べると大腸が動き始めて排便する胃結腸反射機能を利用し、
毎朝規則正しく排便する習慣をつけましょう。

3)適度な運動

適度な運動は、便失禁の症状改善や身体全体の健康を保つ上で、とても有効です。

4)食物繊維をたっぷり摂る

4)食物繊維をたっぷり摂る

便秘になると肛門に負担をかけるだけで無く、いきむ事で排便機能にトラブルが起きる可能性があります。
食物繊維をしっかり摂って、バランスの良い食生活を心掛けましょう。

5)体を冷やさない

体が冷えると血流が悪くなって便秘になったり、下痢したりと良い事はありません。
体を冷やす食べ物・飲物は控えて、しょうがやイモ類など体を温めるものを摂りましょう。
腹巻を巻いたり、腰まわりを冷やさないように注意して下さいね。

6)アルコールやカフェイン、甘味料に注意

便がゆるいと便漏れしやすくなります。
アルコールの大量摂取は便をゆるくするので控えましょう。
また、カフェインや甘味料には腸の蠕動運動を促進する作用があるため、切迫性便失禁の症状を誘引することもあり注意が必要です。

※授乳中のアルコールは厳禁です。

肛門を引き締めるトレーニング

緩んだ肛門括約筋を元に戻す為、肛門を引き締めるトレーニングを行いましょう。
弱った骨盤底筋を鍛え、筋力をつけることで、便失禁の症状を改善する事が出来ます。

1)立った状態で、尿道・肛門・膣をきゅっと締め、次に緩めます。
 これを2~3回繰り返します。
2)今度は、ゆっくりと締め、3秒ほど静止します。
3)その後、今度はゆっくりと緩めます。
 これを2~3回繰り返します。

1回5分程度から始め、10~20分まで、引き締める回数と時間を少しずつ長くしていきます。
家事や歩行中や入浴中など、ながらトレーニングも有効です。

★骨盤底筋トレーニングも合わせて行うとより効果的!

薬による治療

便失禁治療では、まず便を硬くする止痢剤や硬さを調整する薬を使ったり、腸の過敏性を取る薬などを使います。

→薬による治療の詳細はコチラ

FB(バイオフィードバック)療法

有効とされるのがこの治療法。
画面で自分の統括筋の圧力値を見ながら、肛門を締める括約筋をトレーニングする方法です。

他にも、電気刺激によって症状の改善を図るSNM(仙骨神経刺激療法)など、様々な治療法があります。

→FB療法の詳細はコチラ

外科手術

外科手術

肛門括約筋の損傷は、肛門括約筋形成術や有茎薄筋移植術といった手術で治すことができます。
手術自体は30分~1時間で終わり、術後数日で退院可能です。

→手術の詳細はコチラ

おしりの健康.jpで正しい知識を知ろう

おしり.jp
便失禁に特化した、誰にも言えないおしりの悩みに応えるサイト。
全国の便失禁の診察・治療を行っている病院を検索できます。
便失禁に関する冊子を閲覧&ダウンロードも可能ですよ。

一人で悩まず相談を

産後のトラブルとして最も人に言えないのが便失禁だと思います。
2014年12月にNHKの「ためしてガッテン」で取り上げられた事で、多くの人が「自分だけじゃないんだ」と勇気づけられたのではないでしょうか。

まずは家で出来るケアからやってみて、改善されない場合は専門機関を受診しましょう。

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