母乳育児の為に必要な病産院選びのポイント7つ

高齢出産 高齢妊娠 産後ケア 高齢ママの子育て2015年7月30日 更新

母乳育児のために必要な病産院選びのポイント7つ

母乳育児の為の病産院選び方とチェックポイント

母乳育児への考え方、授乳の指導は病産院によって異なります。
よって、母乳育児が上手くいくかどうかの第一歩は、どの様な施設で出産するかによって大きな影響を受けます。

では具体的にどんな病産院を選べば良いのでしょうか。

母乳で育てようと考えているママを十分にケアしてくれる病産院の選び方のポイントについてまとめてみました。

赤ちゃんに優しい病院「BFH」についても併せてご紹介します。

母乳育児の基本は母子同室

出産直後は、母乳育児を成功させる為にとても大切な時期。
はじめての授乳をサポートしてくれる病産院の影響はとても大きいと言えます、

たとえママが母乳で育てたいと思っていても、母乳育児にあまり積極的でない病産院では、すぐにミルクを足すように指導される事もあります。
だからこそ母乳育児をめざすなら、出産する病産院は慎重に選ぶ必要があるのです。

その目安のひとつになるのが、出産後、母子同室かどうかという事。

母子同室であれば、赤ちゃんが泣いたらすぐに母乳をあげる事ができます。
母乳は、赤ちゃんに頻繁に吸ってもらうことで出るようになる為、同室かどうかは病産院選びの重要ポイントであると言えます。

そして、ママが疲れた時には、いつでも赤ちゃんを預かってくれるところだと安心です。
母子別室のところでも、赤ちゃんが泣いたらママの元へ連れてきてもらえる病産院を選ぶと良いでしょう。

出産後30分以内に授乳できる病産院

赤ちゃんにとって、生後30分以内という時間は最も不安な時と言われています。
安全なママの子宮から外に出て、空気に触れ、自分で呼吸を始めなければならないからです。
生まれたばかりの赤ちゃんにとって、その不安な時にママとのふれあいが重要である事は言うまでもありません。

そして出産後2時間を過ぎると、長い眠りにつく赤ちゃんがほとんどだと言われています。
だから、出産後出来るだけ早くおっぱいを吸わせる事が大切なのです。
それは赤ちゃんが母乳を飲むようにする為であり、同時にママの母乳の出をよくする為でもあります。

最近では母子別室でも初乳だけは含ませる病院が増えてきています。
赤ちゃんは最初に口にしたものに慣れてしまう為、最初は母乳が出なくても乳首を含ませる事が大切です。

深夜の授乳ができる病産院

母子同室の病産院が全て24時間同室とは限りません。
出産直後や深夜は母子別室など、形態に違いがあります。

ここで重要なのは、深夜帯にも授乳ができるかどうかです。

母乳をつくる働きをするホルモン「プロラクチン」は、深夜0時~午前8時頃までは分泌量が日中の2倍になります。

プロラクチンは赤ちゃんがおっぱいを吸う刺激で分泌されます。
よって、その時間帯に授乳して乳首に刺激を与えることは、母乳の出をよくする絶好のチャンスなのです。

一方母乳が良く出るママの場合は、深夜帯に授乳しないと乳房が張ってしまうのでとても辛いことになります。
カチカチに固くなった乳房は、赤ちゃんにとっても吸いにくいおっぱいになってしまいます。
深夜帯の授乳が必要なのにはこうした理由があるのです。

母乳育児を成功させる為の10か条

WHO/ユニセフ共同声明
1)母乳育児の方針を全ての医療に関わっている人に、常に知らせること
2)全ての医療従事者に母乳育児をするために必要な知識と技術を教えること
3)全ての妊婦に母乳育児のよい点とその方法をよく知らせること
4)母親が分娩後30分以内に母乳を飲ませられるように援助すること
5)母親に授乳の指導を十分にし、もし、赤ちゃんから離れることがあっても母乳の分泌を維持する方法を教えてあげること
6)医学的な必要がないのに母乳以外のもの、水分、糖水、人工乳を与えないこと
7)母子同室にすること。赤ちゃんと母親が1日中24時間、一緒にいられるようにすること
8)赤ちゃんがほしがるときは、ほしがるままの授乳をすすめること
9)母乳を飲んでいる赤ちゃんにゴムの乳首やおしゃぶりを与えないこと
10)母乳育児のための支援グループをつくって援助し、退院する母親に、このようなグループを紹介すること

母乳育児に熱心な病産院かどうかを知るためのチェックポイント

□母子同室かどうか
産後すぐから24時間同室がベスト。
□頻繁に授乳が行えるか
授乳時間が決められているような所はNG。
□出産前の指導はあるか
母親学級や妊婦健診時に母乳育児に対する指導があるかを確認しましょう。
□母乳外来が併設されているか
退院後も指導やケアを受ける事ができるので安心です。
□帝王切開の場合、赤ちゃんを部屋に連れてきて授乳を介助してくれるか
赤ちゃんに問題が無ければ、早く授乳をスタートさせた方がベター。
□糖水や白湯、搾乳を補足してくれるか
母乳育児に熱心な病産院では、赤ちゃんの体重減少や脱水等で母乳に補足が必要になった場合、糖水や搾乳などを優先します。
いきなりミルクを足すことはまずありません。

赤ちゃんに優しい病院「BFH」

「母乳育児を成功させるための10カ条」を共同で発表しているWHOとユニセフでは、適切な新生児ケアを推奨する為に、全世界で「赤ちゃんに優しい病院(Baby Friendly Hospital)BFH」を認定しています。

日本でも、積極的に母乳育児に取り組んでいる68の施設が「BFH」として認定されています。(2014年6月現在)
まだまだ数は少ないものの、こうした取り組みなどを病産院選びの参考にするのも良いでしょう。

※日本母乳の会/都道府県別BFH認定施設

情報は賢く選んで自分にあった病産院を

病産院を探すには、インターネットや雑誌など方法は色々あります。
特にネットだと口コミなどの評判も見る事が出来るので便利です。
但し、好みや感じ方は人それぞれ。
様々な情報が溢れているので、よく吟味する必要があります。
直接訪ねたり、メールや電話で問い合わせるなど、実際の雰囲気を知ることも大切です。

→母乳育児で追いつめられない為に必要な19の事

→母乳が出る仕組みを知ってリラックス授乳にチャレンジ

→混合授乳のやり方とコツ!母乳とミルク量や回数の適切な方法

《参考文献》
おっぱい先生の母乳育児「超」入門/平田喜代美 著
いちばんやさしい はじめての母乳育児/SOLANIN 監修

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